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【石川】故郷で奏でる恩返し N響コントラバスの岡本さん

ジャンル・エリア : イベント | エンタメ | 石川 | 芸術  2021年05月07日

6月にリサイタルを開く岡本潤さん=中日新聞北陸本社で

6月にリサイタルを開く岡本潤さん=中日新聞北陸本社で

県立音楽堂 来月13日にリサイタル

 NHK交響楽団の次席コントラバス奏者、岡本潤さん(32)=金沢市生まれ=が、6月13日にリサイタル(北陸中日新聞共催)を同市の県立音楽堂コンサートホールで開く。6日には同市の中日新聞北陸本社を訪れ、「音楽をはじめ、芸術は心に必要なもの。コロナ禍で演奏会に行きにくい状況だからこそ、大ホールで安心して聴ける場をつくっていきたい」と抱負を語った。 (沢井秀和)

 聞きどころとしてラフマニノフのチェロ・ソナタのコントラバス編曲版を挙げ、「苦難を経て迎える喜びがテーマ。コロナ禍で多くの人の心に響くのでは」と話した。演目のマレーの「人の声」については「外出自粛中に僕自身も初めて知った曲。こんな人の声もあるよねといって奏でられる。オンラインを通して聴くことの多い状況だけど、直接、声や音を聴いてほしい」と呼び掛けた。

 地元でのリサイタルは4回目で「お世話になった故郷の人に恩返しのつもりで催している」と意義を強調。2019年から県内で青少年向けに続ける「いしかわコントラバスアカデミー」と合わせ、「コントラバスといえば石川。石川がコントラバスの聖地になればうれしい」と意気込んだ。

 N響次席奏者は18年9月から務める。「首席奏者の意図を理解し、他の奏者に伝えるように心掛けている。他の弦楽器の奏者との呼吸も理解できるように視界を広くしている」と説明。N響については「歴史をつくってきた方々が定年を迎え、バイオリン、ビオラの次席奏者も同年代になった。N響の伝統のどの部分を引き継ぎ、どこを変えていくのか。自分なりの目標がある」と語った。

 リサイタルでは、東京芸術大卒で、ヨハネス・ブラームス国際音楽コンクール第2位の中山瞳さんがピアノ伴奏をする。

 開演は当日午後2時で、9曲を予定する。来場者には2、3席を空けて座ってもらう。

 入場券は一般3000円、学生2000円。前売りは各500円割引。入場券は県立音楽堂チケットボックス、中日サービスセンターで扱う。
(問)実行委員会事務局 info@ishi-contrabass-academy.com

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