ジャンル・エリア : 三重 | 自然 | 花 2021年05月11日
鈴鹿市山本町に造園、植木職人らが腕を競って仕上げた9つの庭を無料で公開する「Green&Smile さんぽ道」が完成した。
地元の植木生産販売会社「沖植物園」と、四日市市や菰野町などの造園会社9社が連携して30アールの畑に開設。4日に関係者ら20人が集まって完成式典があり、沖俊直社長(48)が「ふらっと立ち寄って庭を楽しんでほしい」とあいさつした。
野だてができる空間や若葉やツツジの花がきれいな庭、洋風のガーデンなど、職人らの感性と技が生かされている。販売用にサツキ(440円)やイロハモミジ(8800円)などの植木もある。
植木や造園の需要を掘り起こすのが狙い。植木産地で多くの造園業者が共同で庭の展示場を設けるのは珍しいという。さんぽ道の所在地は、赤塚植物園の梅園「鈴鹿の森庭園」隣。(酒井直樹)