【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【富山】アオリイカの赤ちゃん展示 魚津水族館が初

【富山】アオリイカの赤ちゃん展示 魚津水族館が初

ジャンル・エリア : 富山 | 水族館 | 生き物  2021年05月14日

初めて展示されたアオリイカの赤ちゃん=魚津市の魚津水族館で

 魚津水族館(魚津市)は13日から、館で飼育していたアオリイカが産んだ卵からかえった赤ちゃんイカを初めて展示した。

 3月中旬に産卵し、4月下旬にふ化した7匹で、ふ化当時、全長約1センチだったが、全長0.5~1センチのアミエビを食べ、約2週間たった現在は約1.5センチになった。食欲は旺盛で、あと2週間程度で胴体も脚も伸び、全長4~5センチに育つという。

 これまでも館内で赤ちゃんイカは生まれていたが、アミエビの確保が難しく、飼育はうまくいっていなかった。現在は飼育員らが市沿岸の潜水調査をする際にアミエビも捕獲している。

 担当飼育員の泉拓朗さん(33)は「胴体も腕も短い丸い姿や不器用にプニプニ泳ぐ愛らしさは今だけ。早めに見に来てほしい」と話した。 (松本芳孝)