ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 愛知 | 文化 2021年05月17日
日本各地の和だこを集めた展示が、一宮市光明寺の展望タワー「ツインアーチ138」で開かれている。6月15日まで。
高さ4.4メートル、幅3.5メートルの迫力のある新潟県の六角だこや、糸を切り合う田原市の「けんかだこ」など、東北から九州までの和だこ57点をエントランスと展望階に展示。いずれも日本の凧(たこ)の会尾張一宮支部会長の沢木寛さん(71)のコレクションで、形や色彩の違いを見比べることができる。毎年1~2月に展示していたが、今年はタワーの改修工事の時期と重なったため、旧暦の端午の節句(6月14日)に合わせて開くことにした。
コロナ禍で中止するたこ揚げ大会も多い。沢木さんは「勇ましいたこを見て、晴れやかな気持ちになってもらえたら。子どもたちにはスマホやゲームで下ばかりを見るのではなく、たこ揚げで大空を向いてほしいな」と話した。展望階では利用料が必要。 (下條大樹)