ジャンル・エリア : 城 | 岐阜 | 歴史 2021年05月26日
墨俣一夜城(大垣市墨俣町)の築城455年と、天守閣の形で城跡に整備された墨俣歴史資料館の開館30周年を記念し、大垣市は6月1日から、特製の御城印を墨俣一夜城の受付で販売する。
黒を基調にした縦15センチ、横10センチ。「墨俣一夜城」の字は、築城武将で「黄金の茶室」などで知られる豊臣秀吉(木下藤吉郎)を象徴する金色で箔(はく)押しした。
2日からは大垣城(同市)でも御城印を販売。堀絵図を背景に、大垣城の別名「巨鹿城(きょろくじょう)」を金文字で記した。いずれも1枚500円で各5000枚限定。
墨俣一夜城は、織田信長が美濃に攻め入るための拠点として、1566年に木下藤吉郎が一夜でとりでを築いたと伝えられる。
記念事業ではこのほか、築城の経緯を紹介するパネル展を10月23日~来年1月30日に予定。講談師の旭堂南海さんが織田氏の美濃侵攻から平定までを講談で紹介する記念講演を、10月31日に墨俣さくら会館(同市墨俣町)で開く。(芝野享平)