ジャンル・エリア : 神社・仏閣 | 自然 | 花 | 静岡 2021年05月26日
森町一宮の小国神社の門前に広がる「一宮花しょうぶ園」で、紫や白、ピンク色などのハナショウブが見頃を迎え、来園者に初夏の訪れを告げている。今月末に満開となり、来月20日ごろまで楽しめる。
同園のハナショウブは、約29アールの敷地に80品種約8万株の花が植わる。今年は天候に恵まれ、例年より1週間ほど開花が早く進んだ。25日までに、ほぼ全ての花が咲き、園内一面を鮮やかに彩っている。
花は大きく、咲き具合も上々。同園の担当者によると、ここ数年で一番という。中でも黄色に咲く「愛知の輝」などが人気を集め、多くの人たちが写真に収めていた。
家族と訪れた袋井市の主婦(61)は「梅雨時にやさしい花がきれい。新緑も鮮やかで心が癒やされますね」と笑顔で見入っていた。
入園料は300円、小学生以下無料。(問)小国神社=0538(89)7302
(袴田貴資)