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【三重】そろって長寿、人なら95歳! 伊賀・モクモクファームの双子ミニブタ

ジャンル・エリア : テーマパーク | 三重 | 生き物  2021年06月16日

誕生日を迎えたミニブタの「そら」(左)と「ひなた」=伊賀市西湯舟で

誕生日を迎えたミニブタの「そら」(左)と「ひなた」=伊賀市西湯舟で

 伊賀市西湯舟の観光施設「伊賀の里モクモク手づくりファーム」で15日、双子のミニブタ「そら」と「ひなた」(いずれも雄)が17歳の誕生日を迎えた。人間でいうと95歳にあたり、施設で飼育する17頭の中では最年長。仲良くのんびり過ごしている。

 ベトナム原産の「ポットベリー」という種類で、平均寿命は15歳。飼育スタッフの津田桃伽さん(21)によると、「年をとるにつれ、やせる子が多い中、2頭はいっぱい食べている」。おやつのパンが好物といい、そらは体重80キロ、ひなたは60キロほどある。

 白地に黒の斑が付いた模様は似ているが、性格は正反対。そらは穏やかでゆったりとしており、名前を呼ぶと「ぶー」と返事をしてくれる。ひなたは少し神経質だが、泥浴びが好きで暑い時期は毎日真っ黒な姿を見せている。

 かつてはステージで1日2回ほどのショーをこなしていた。ひなたは歴代でも特に芸を覚えるのが早い「天才」。一方のそらは努力型で、バンザイが特技だった。

 今は現役を引退し、ステージ横のハウスで寝ていることが多い。津田さんは「たくさん話しかけ、かわいがってほしい」と話している。

 (河野晴気)