ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 山 | 自然 2021年06月28日
6月の土砂災害防止月間に合わせ、立山町芦峅寺の立山カルデラ砂防博物館は特別展「富山県の地すべり」を開いている。7月4日まで。
地すべりは梅雨や積雪の時期に多発する。会場では発生メカニズムを絵や動画で紹介。地すべりが起きやすい地層が県内のどこにあるかを地図で示している。
2002年に氷見市、17年に南砺市で起きた大規模な地すべりの写真や、両市の地すべりが多い地域の土砂災害ハザードマップも展示している。
福井幸太郎学芸課長補佐は「県内でどんな地すべりがあったのか、ハザードマップの見方を詳しく紹介している。土砂災害から身を守る知識を持ってほしい」と話している。観覧無料、月曜休館。 (西村理紗)