ジャンル・エリア ： 富山 | 展示 | 神社・仏閣 | 芸術　 2021年07月02日

夏詣の客を迎えるため飾られた風鈴＝南砺市の高瀬神社で

　南砺市の越中一宮高瀬神社で１日、残り半年を平穏に過ごせるよう祈る「夏詣」が始まった。７日まで。

　参拝者を迎えるため、拝殿前などにはガラスや南部鉄器の風鈴２７０個がつり下げられ、風が吹くと涼しげな音を響かせた。立山町から訪れた女性（７０）は「新型コロナウイルスが早く収束してほしい」と手を合わせた。

　神社は２年前から夏詣を始め、夏の参拝を呼び掛けている。今年は夏詣用の御朱印も準備した。

　大阪の色鉛筆画家渡辺美香子さんの色鉛筆画と版画展も１１日まで開催。神社近辺の風景をイメージした作品など９０点を展示している。　（松村裕子）