ジャンル・エリア : イベント | テーマパーク | 展示 | 愛知 | 文化 2021年07月05日
犬山市の野外民族博物館リトルワールドで、開催終了が11日に迫った特別展「こ・わ・い・モノ」の会場の照明を消すイベント「モットコワイ」が4日あった。夏本番が近づく中、お化け屋敷のようにいっそう“涼”を感じてもらおうという趣旨。10、11日午前にも行われる。
特別展では、大きな口や歯、くぼんだ目が恐怖を感じさせる仮面や、魔よけとして使われた装飾品など世界各地の資料126点が展示されている。
この日の来場者は、暗くした館内を懐中電灯で照らしながら進んだ。暗闇の中に突然、ライトで照らされた仮面やマスクが現れると、ひるんで足を止めたり、悲鳴を上げたりしていた。
名古屋市中川区から来た男子児童(10)は「暗い中に笑った顔の仮面があって怖くなった」、その妹(8)も「白いお面が怖くて声が出ちゃった」と肝を冷やした様子だった。
11日午後2時からは、特別展を担当した学芸員3人が裏話などを語るトークイベントもある。(問)リトルワールド=0568(62)5611
(水越直哉)