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【富山】手作りの虫 ユニーク度満点 コンテスト 大賞はあの政策の風刺 !?

ジャンル・エリア : まつり | イベント | 富山 | 展示  2021年07月07日

ユニークな虫の作品=南砺市の道の駅福光で

ユニークな虫の作品=南砺市の道の駅福光で

◇道の駅福光で展示

 道の駅福光(南砺市)のムシ送り七夕まつりで、虫をイメージした造形を募るムシコンテストの審査が5日あり、中陳岩夫さん(射水市)の「たしかクバッタ?」が大賞に選ばれた。応募作品96点がロビーにつり下げられ、31日まで展示される。

 大賞は、国が配ったアベノマスクや給付金10万円を持ったバッタで、社会風刺の利いた作品。

 道の駅福光がコンテストを主催。虫(64)にちなみ、重さ640グラム、縦、横、高さがそれぞれ64センチ以内が募集条件。福光地域の小学生を中心に県内外から応募があった。

 作品には紙皿や紙コップ、ペットボトルなど身近な材料で工作したカタツムリやカブトムシなどがずらり。3枚の紙皿で作ったハチ「ふく3つバチ」や、新型コロナウイルス対策の三密防止とハチを兼ねた「密バツ(チ)」など機知に富み、福光美術館の片岸昭二館長ら6人がユニーク度を審査した。

 七夕まつりは、コロナで中止になった「なんと福光ねつおくり七夕祭り」のプレイベント。昨年はねつおくりとともに中止になった。 (松村裕子)