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【石川】貴重、斬新 集めた美術品 恒例「池田コレクション」展

ジャンル・エリア : 展示 | 石川 | 芸術  2021年07月13日

自然を描いた日本画や焼き物が並ぶ会場

自然を描いた日本画や焼き物が並ぶ会場

県七尾美術館で64点

 七尾市出身の実業家、池田文夫さん(1907?87年)が集めた美術品を展示する「26th year 池田コレクション」が、同市小丸山台1の県七尾美術館で開かれている。開館のきっかけになった核となる所蔵品で、95年のオープン以来恒例の企画。県内や岐阜県ゆかりの作品を中心に陶磁器、夏や自然が描かれた絵画などが並ぶ。25日まで。(大野沙羅)

 池田さんは実業家として岐阜県大垣市を拠点に活躍するかたわら、日本や世界の美術品を数多く収集した。死後、遺族から寄贈された美術品を所蔵、展示するために作られたのが同館。現在、全所蔵品約800点のうち、池田さんが集めた「池田コレクション」は計289点にのぼる。

 そのうち今夏は64点を展示。コレクションの中でも屈指の価値を持つ、十客が完全な形でそろった桃山時代の焼き物「黄瀬戸六角盃(きぜとろっかくさかずき)」や、織部焼や志野焼など自由で斬新なスタイルの器が見どころ。木々の緑が鮮やかな山の風景に人々の生活も描く川合玉堂(ぎょくどう)の日本画「渓橋雨後図」や書、茶道具なども展示されている。

池田コレクションの中でも貴重な「黄瀬戸六角盃」=いずれも七尾市小丸山台1の県七尾美術館で

池田コレクションの中でも貴重な「黄瀬戸六角盃」=いずれも七尾市小丸山台1の県七尾美術館で

 同館学芸員の的場久良さんは「夏に見ると涼しげな自然の風景や県内外の焼き物が楽しめる。幅広い顔を持つコレクションをご紹介できれば」と話した。

 入館料は一般350円、高校大学生280円、中学生以下無料。月曜休館。

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