ジャンル・エリア ： まちおこし | イベント | 石川　 2021年07月19日

クイズラリーに使用するクエストマップと呼ばれる地図＝小松市役所で

　南加賀地域の六市町でつくる加賀地域連携推進会議（オール加賀会議）は２２日から、謎解きしながら観光地巡りを楽しむクイズラリー「加賀の国ご当地クエスト３　あすのトビラ」を開く。３年目の今回は、南加賀の特産品を描いた特別なパッケージのスナック菓子「うまい棒」を参加賞に加え、景品も充実させた。来年１月１１日まで。

　環境破壊が進んだ１００年後の加賀の国から来た少女と一緒に未来の危機を救う設定で、国連が定める「持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）」を意識した。六市町の歴史、文化、自然などの特色を表す言葉を、問題や解答に使っている。

　野々市・白山、川北・能美、小松・加賀の２自治体ずつ３エリアに分け、１エリアに３カ所ある観光施設でそれぞれ謎解きをする。さらにキーワードを導いて指定場所で提出すると、参加賞がもらえる。３エリア全てのクイズを解くと、最後の謎に挑戦できる。

　謎解きに参加するための地図は、六市町の駅や観光施設で配布。謎解きの結果に応じて、温泉宿泊券や特産品などが当たる抽選に応募できる。会議事務局の担当者は「１人では難しいので、夏休みなどに家族で楽しみ地元の魅力を再発見して」と話している。（坂麻有）