ジャンル・エリア : 三重 | 神社・仏閣 2021年07月21日
伊賀市上野徳居町の広禅寺に、黄色の風車約300個が飾られている。風を受けると一斉に回り、涼しげな雰囲気を醸し出している。
今年から始めた季節の禅語御朱印の授与に合わせて初めて飾った。6~8月に授与する夏の御朱印には「涼しげな風が白い雲を送るようなさわやかな心境」を意味する「一任清風 送白雲」という禅語の言葉と、夏らしい黄色の風車が描かれている。
新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、6月から寺の関係者で並べた。高さ1・1メートルほどあり、境内の一部を華やかに彩っている。
寺の広報の武内麻起子さん(41)は「御朱印のついでに見てもらい、少しでも明るい気持ちになってもらえたらうれしい」と話す。今月いっぱいは楽しめる。 (新居真由香)