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【石川】温泉床で癒やされて 中宮温泉に無料設備完成

ジャンル・エリア : まちおこし | 温泉 | 石川  2021年07月21日

服を着たまま足湯などを楽しめる中宮温泉の温泉床=白山市中宮で

服を着たまま足湯などを楽しめる中宮温泉の温泉床=白山市中宮で

きょうホワイトロード全通に合わせ「ホット」スポットに

 白山市と岐阜県白川村を結ぶ山岳観光道路「白山白川郷ホワイトロード」が21日に全線開通するのに合わせて、ホワイトロードの無料区間にある同市の中宮(ちゅうぐう)温泉に今月、服を着たまま温泉の湯気で温まれる無料設備「温泉床(どこ)」が完成した。白山国立公園の豊かな自然に囲まれた空間で、のんびりと過ごせる。同様の設備は県内では珍しく、ホワイトロードの「ホット」スポットになりそうだ。 (吉田拓海)

 温泉床は、中宮温泉組合などが共同管理する露天風呂「薬師の湯」の男湯の一部を改装して新設した。清流に面した野趣があふれる岩風呂に角材を渡し、ウッドデッキのような見た目。木の隙間から温泉の湯気が立ち上り、利用者の体をじんわりと温める。寝そべったり、縁に腰掛けて足湯を楽しめる。露天風呂も引き続き利用可能。こちらは、500円を料金箱に入れてもらう。

 19日には広報用の写真撮影があり、モデル2人が一足先に温泉床や足湯を堪能。「岩盤浴のように体が温まる。足の肌も滑らかになった」と好評だった。

 同組合の西山喜一代表(76)=同市中宮=は「泉質の良さが一番の自慢。新たな設備もできた。自然の中で心身を癒やして」と多くの観光客の来訪を期待していた。

 中宮温泉は、とろみのある緑茶のような色合いで、胃腸への効能があるとされ、湯治客に人気がある。温泉に唯一通じるホワイトロードは昨年2月、石川県側の斜面で崩落事故が起きて通行止めになった。温泉も今年4月までの1年5カ月間、休業していた。

 ホワイトロードの岐阜県側でも、1月に起きた大規模な雪崩のため橋が崩落。復旧を終えて全線開通するのに合わせて、地元住民でつくる「白山林道地元協力会」や同組合などが観光振興につなげようと、温泉床の設置を企画した。

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