ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 静岡 2021年07月30日
抹茶の栽培、製造方法から茶道具まで広く紹介する展覧会「世界も注目する 抹茶のすべてを探る」が、島田市のふじのくに茶の都ミュージアムで開かれている。10月11日まで。
抹茶を使った食品や飲み物が身近になり、海外での関心も高いことからより理解を深めてもらおうと企画した。抹茶原料のてん茶を栽培する「覆い下茶園」を遮光ネットを張って再現。製造工程は工場模型を展示し、映像でも見せている。てん茶をひく石臼や粉砕機なども並ぶ。
日本茶の輸出額の6割は抹茶など粉末状のお茶が占めていることや、体に良い成分がまるごと取れることもデータで示している。
観覧料は300円、学生無料。休館は毎週火曜(8月10日は開館)、開館時間は午前9時~午後5時。(問)同ミュージアム=0547(46)5588
(松本利幸)