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【岐阜】「麒麟がくる」で使った甲冑を展示 可児の「明智荘の館」

ジャンル・エリア : エンタメ | テーマパーク | 展示 | 岐阜 | 歴史  2021年08月05日

迫力ある甲冑が並ぶ会場=可児市瀬田の「明智荘の館」で

迫力ある甲冑が並ぶ会場=可児市瀬田の「明智荘の館」で

 2月上旬まで放送された明智光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の撮影で実際に使われた甲冑(かっちゅう)7領の展示が4日、花フェスタ記念公園(可児市瀬田)内の「明智荘(あけちのしょう)の館」で始まった。30日まで。

 明智荘の館は、大河ドラマ館の跡地を改装し5月にオープン。ドラマ館時代に人気だった光秀の館のジオラマを引き続き展示しているほか、市内の観光スポットなども紹介している。

 今回はドラマや光秀のファンに改めて思い出に浸ってもらおうと県と市の共催で企画。明智光秀、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、斎藤道三、明智左馬助、藤田伝吾の7人の武将の甲冑で、実際に俳優が撮影で着用したものを並べた。近くで見ると細かな傷や生地のほつれなども確認できる。市の担当者の長沼毅さん(48)は「使用した痕跡から本物の迫力を感じられる。武将ごとに違う生地やひもの色、デザインも間近で楽しんでほしい」と話している。

 展示は無料だが、花フェスタ記念公園への入園料が別途必要。火曜休館。(織田龍穂)