ジャンル・エリア : 展示 | 芸術 | 静岡 2021年08月30日
タンザニアで約50年前に生まれたアフリカを代表する現代アート「ティンガティンガ」の原画展が、静岡市葵区の静岡伊勢丹で開かれている。31日まで。
ティンガティンガは創始者の名前に由来する。アフリカの自然や動物、マサイ人などが主な題材。創始者が建築作業員だったことから、白、黒、赤、青、黄、緑の6色の建築用ペンキを使って描かれる。
会場には、現地の作家40人ほどの作品約70点が展示販売されている。鮮やかな配色で、キリンやゾウ、ライオン、チョウなどが描かれた絵が並ぶ。
アフリカ製品輸入販売業「バラカ」(大阪市)が主催。担当者は「アフリカの明るい雰囲気を感じてもらえたら」と話す。会場ではアフリカの食品や民芸品なども販売している。 (三沢聖太郎)