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【静岡】地元産農産物を使った爽やかかき氷 牧之原で販売

ジャンル・エリア : グルメ | 果物 | 特産 | 野菜 | 静岡  2021年08月31日

地元農産品を生かしたかき氷を販売する「みのり」の利用者と職員=牧之原市で

地元農産品を生かしたかき氷を販売する「みのり」の利用者と職員=牧之原市で

 牧之原市細江の就労継続支援事業所「みのり」の利用者らが作るかき氷が、近くのJAハイナンの農産物直売所「ほうせん館」で販売されている。メニューは茶、トマト、スイカ、イチゴの4種類。地元産の農産品を使い、爽やかな味に仕上げた。

 地域住民との交流を目指し、同JAと、みのりが初めて共同で企画した。ほうせん館で扱っている野菜や果物、茶を素材に、みのりの利用者や職員がアイデアを出し合ったという。

 市の特産品である茶のかき氷は、同JAのブランド茶「望(のぞみ)」の粉末でシロップを作り、甘みと苦味のバランスの良い味を出した。スイカ、トマト、イチゴは同JA管内農家の新鮮な実をトッピングしている。

 店舗入り口付近の屋台で、みのりの職員が氷を削り、利用者がトッピングなどを担当して作っている。みのりの小関愛子施設長は「障害があってもなくても、共に生きていける地域づくりがしたい。かき氷の販売を通じ、交流の場をつくっていきたい」と話している。

 1杯500円。平日の午前10時から午後3時まで。9月末まで販売を予定している。 (酒井健)