ジャンル・エリア : 自然 | 花 | 近畿 2021年09月07日
滋賀と岐阜の県境にそびえる伊吹山(1、377メートル)で、サラシナショウマの白い花が、愛らしい姿を初秋の風に揺らせている。
キンポウゲ科の多年草植物で、無数の小さな白い花を穂のようにつける。伊吹山の山頂付近に群生しており、今年は8月中旬ごろに開花した。
秋の訪れを思わせる青空が広がった6日、麓で29度の気温が、山頂付近では17度に。訪れた登山客らが花を写真に収めたり眺めたりして、思い思いに楽しんでいた。
伊吹山ドライブウェイを管理する日本自動車道の岩田奨司さん(28)は「先週末の雨で花が少し散り、ピークは過ぎてしまったが、9月上旬までは楽しめそう」と話している。
(松田雄亮)