ジャンル・エリア ： 展示 | 芸術 | 静岡　 2021年09月10日

来園者の一般投票が始まった新ロゴのデザイン画＝浜松市浜北区の県立森林公園「森の家」で

　県立森林公園（浜松市浜北区）内の宿泊研修施設「森の家」が募集していた、施設の新ロゴデザイン画の一般投票が９日、同施設ロビーで始まった。全国から１４９点の応募があり、森の家スタッフが４０点に選考して展示している。２０日まで、来園者が投票用紙で上位１０点を決める。

　寄せられた作品は、森の家の建物や「森林」の字体のデザイン、フクロウやドングリのやじろべえ、木の葉で自然をＰＲするものなどさまざま。応募は北海道から九州まであり、年齢も１０～８６歳と幅広い。手書きも数点あったが、ほとんどがパソコンのデジタル画像だった。

　施設の担当者は「これほど多くの人に応募してもらい、びっくりした」と話している。一般投票で１０点に絞った後、デザインの専門家により最優秀作品を決める。

　旧ロゴのモチーフで、同施設玄関横にあったメタセコイアが伐採されたため、新たなシンボルとなるロゴを募集していた。　（伊藤一樹）