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【三重】「いがぶら」2年ぶり開催 感染対策徹底、散策・体験など61プログラム

ジャンル・エリア : まちおこし | イベント | 三重  2021年09月14日

いがぶらへの参加を呼び掛ける鈴木さん(左)と岡嶋さん=伊賀市役所で

いがぶらへの参加を呼び掛ける鈴木さん(左)と岡嶋さん=伊賀市役所で

 伊賀市内の街や歴史、食にまつわる魅力と出合える「伊賀ぶらり体験博覧会 いがぶら」が10~11月、2年ぶりに開催される。会場での検温や定員の制限などの新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、61のプログラムを提供する。電話では18日午前10時から、ウェブでは19日正午から予約を受け付ける。 (河野晴気)

 「いがぶらり~街歩き・自然を満喫~」、「歴史と文化・伝統をたずねる」、「伊賀びとの技にふれる」などの5テーマを設定。和装姿での城下町散策、伊賀焼の陶明かりづくりから、卵や乳製品などの動物性食材を使わないヴィーガンスコーン教室、白みそ仕込みまで幅広い内容をそろえた。コロナ禍を踏まえ伊賀組みひもでマスクストラップを作ったり、災害時に役立つ忍術を学んだりできるものもある。

 いがぶらは、市や上野商工会議所などでつくる実行委員会が2014年に始めた秋の恒例イベント。コロナ禍の昨年は中止し、代わりに地元名産品の宅配セットを販売した。前回19年に比べ、プログラム数は半分ほどに減ったが、11団体が初めて加わり、担当者は「ブラッシュアップできた」と話す。

 広報を担当するモデルには市出身の主婦鈴木珠里さん(29)と市内の鍼灸(しんきゅう)師岡嶋祐子さん(27)が選ばれた。「住んでいるだけでは気付かないような伊賀の良さを伝えたい」と、ポスターや行政チャンネルに登場し、参加を呼び掛けている。

 各プログラムは有料で1人数百~1万9800円。市役所や支所、市内商業施設に置いてあるガイドブックや公式ホームページを参考に申し込む。(問)実行委事務局=0595(51)9088