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【富山】熊楠が採取 希少な粘菌 ミナカタホコリ 魚津で標本展示

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 生き物  2021年09月28日

ミナカタホコリの標本を観察する来館者

ミナカタホコリの標本を観察する来館者

 魚津市の魚津埋没林博物館は27日、博物学者南方熊楠(みなかたくまぐす)(1867~1941年)が採取した粘菌「ミナカタホコリ」の標本展示を始めた。有料エリアで開催中の企画展「ふしぎでかわいい粘菌の世界展」の新たな目玉とする。

 ミナカタホコリは1917年に熊楠が自邸の柿の木から採取し、21年に英国の粘菌学者が新種として発表した。国内では発見報告例があまりない希少種だ。

 今回の展示物は熊楠が28年に採取し、国立科学博物館が所蔵する貴重な標本で、マッチ箱の中に納められている。虫眼鏡で標本を観察できるようにした。

 東大教授で日本の粘菌学の先駆者だった草野俊助(1874~1962年)が1898年に採取した粘菌「ジクホコリ」の日本最古の標本(国立科学博物館所蔵)も合わせて展示した。

 埋没林博物館はコロナ禍の休館措置が解除されて、同日から再開した。企画展は10月17日まで。(松本芳孝)

南方熊楠が1928年に自邸の柿の木から採取した粘菌ミナカタホコリの標本=いずれも魚津市の魚津埋没林博物館で

南方熊楠が1928年に自邸の柿の木から採取した粘菌ミナカタホコリの標本=いずれも魚津市の魚津埋没林博物館で

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