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【愛知】武将の装束、日本の美意識感じて 3日まで名古屋・徳川園で企画展

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 愛知 | 歴史  2021年10月01日

甲冑や太刀が並ぶ会場=名古屋市東区徳川町の徳川園で

甲冑や太刀が並ぶ会場=名古屋市東区徳川町の徳川園で

 安土桃山から明治時代の武家の衣装や武具などを紹介する「武家装束展」が9月30日、名古屋市東区徳川町の徳川園で始まった。3日まで。

 徳川家ゆかりの武将が身に着けていたとされる甲冑(かっちゅう)や、柄頭(つかがしら)が鳳凰(ほうおう)の太刀を間近で見られる。火縄銃や陣羽織も展示。淡い水色の生地にオレンジや紫の刺しゅうをあしらった着物や、貝を装飾に使ったかんざしも並んでいる。

 武家装束を集めている一宮市の安間信裕さん(43)の協力で毎年開催。安間さんは「昔からの日本の良さを見つめ直し、工芸美や伝統美を感じてほしい」と話した。

 観覧には入園料(一般、高校・大学生300円、市内の65歳以上100円)が必要。 (渡辺紗希)