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【福井】コキア、朝日に赤々 大野の「矢ばなの里」

ジャンル・エリア : 福井 | 紅葉 | 自然 |   2021年10月25日

朝日を浴びて愛らしさを増すコキア=大野市の矢ばなの里で

朝日を浴びて愛らしさを増すコキア=大野市の矢ばなの里で

 大野市矢の「矢ばなの里」で、ほうきの形状をした一年草「コキア」が赤く色づいている。23日は二十四節気の「霜降」。冬の近づきを予感させる冷え込んだ朝に、燃えるような色で畑を彩っていた。

 春に咲くカタクリが有名で、地元の矢環境緑化実行委員会(宮本敬一委員長)が管理する矢ばなの里内の畑200平方メートルほどに、背丈1メートルの100本がある。10年ほど前から栽培している。小粒な実の様子から「畑のキャビア」とも呼ばれるコキアが、赤々と紅葉している。

 宮本委員長は「全体が緑色から赤くなって、きれいになった。カメラマンも撮りに訪れています」と話していた。見頃は今月末ごろまでだという。 (平林靖博)