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【愛知】仙太郎窯130年、志野や織部を展示 名古屋のギャラリーで陶芸展

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 愛知  2021年10月25日

作品を紹介する安藤さん=名古屋市東区東桜1のギャラリー碗で

作品を紹介する安藤さん=名古屋市東区東桜1のギャラリー碗で

 岐阜県多治見市市之倉町の陶芸家安藤日出武さん(83)の祖父仙太郎さんが、1891(明治24)年に仙太郎窯(同市市之倉町)を開いて130年になることを記念した陶芸展が、名古屋市東区東桜1のギャラリー碗(わん)で開かれている。31日まで。

 仙太郎窯で焼いた志野焼や織部焼などの茶わんや湯飲み、お皿といった100点と、岐阜県重要無形文化財「黄瀬戸」の保持者である安藤さん個人の作品10点を展示、販売している。

 安藤さんは同県可児市の穴窯で、独自の方法で焼き物を制作しており、「穴窯では、1回200点を焼くと、1割しかいいものができない。大変な作業でできた私の作品と、130年続く仙太郎窯の焼き物を両方、見てほしい」と話している。月曜と火曜は休み。(問)ギャラリー碗=052(954)1224
 (福本英司)