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【愛知】レトロな市電を丸ごと貸し切りに 豊橋鉄道が曜日時間限定で

ジャンル・エリア : 乗り物 | 愛知 | 鉄道  2021年10月29日

貸し切りできる3203号=豊橋市八町通で

貸し切りできる3203号=豊橋市八町通で

 豊橋市内で路面電車の市内線を運行する豊橋鉄道(豊橋市駅前大通)は、平日の水、木、金曜限定で市内線の「3203号」を貸し切るサービスを行っている。新型コロナウイルス禍で、不特定多数の人との同乗を避けたい鉄道愛好家にも安心して乗車してもらう試みだ。

 3203号は1955(昭和30)年製で、赤とクリーム色のレトロな色合いが特徴。車内でおでんが食べられる冬の風物詩「おでんしゃ」や、ビールを楽しめる「ビール電車」にも使われる車両だ。

 利用できるのは、駅前-運動公園前間の一往復で、運行は午後1時10分~2時45分の約1時間半。料金は2万8800円で、1人から最大80人まで利用可能。電車の撮影や演奏会、講演会、冠婚葬祭など幅広い用途で利用できる。

 担当者は「ゆっくり、安心して市電を楽しんでもらえる。1人からでも気軽に利用してほしい」と呼び掛けている。

 (斎藤徹)