ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 工芸品 | 芸術 2021年11月01日
同世代の女性作家4人が織りなす日本画や陶芸、ガラス工芸の作品展が、瑞浪市稲津町の瑞浪芸術館で開かれている。7日まで。
出展したのは、日本画家の近藤恵三子さん(47)と富山ガラス造形研究所准教授でガラス作家の中神牧子さん(50)、いずれも陶芸家の小崎亜希子さん(43)、安藤るり子さん(44)の4人。会場では、生命力あふれる植物の絵画や底面に雄大な山をデザインした無色透明のガラス瓶、わら灰で施釉(せゆう)した白濁色の器など計220点余りを展示、販売する。わらぶき屋根の日本家屋の中には、それぞれの作品が調和した美しい空間が広がっている。
芸術館を運営するNPO法人の理事長で陶芸家の近藤精宏(せいこう)さんに師事していた経験や、過去に同館で出展したことのあるメンバーが集まった。4人による展示は初めて。(問)同館=0572(66)2170
(脇阪憲)