【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【静岡】映画全盛期、そのとき焼津は? ポスターと街の写真展示

【静岡】映画全盛期、そのとき焼津は? ポスターと街の写真展示

ジャンル・エリア : エンタメ | 展示 | 歴史 | 静岡  2021年11月11日

映画ポスターや映写機などが並ぶ会場=焼津市歴史民俗資料館で

映画ポスターや映写機などが並ぶ会場=焼津市歴史民俗資料館で

 昭和30年代以降の映画全盛の時代を、当時の焼津市の様子と重ねて振り返る企画展「ヤイヅ・シネマパラダイス」が、市歴史民俗資料館で開かれている。市内の映画館で上映された映画のポスターや、映画館周辺の写真を通じ、「娯楽の王様」として映画が地域に根付いていた頃の街の雰囲気を伝えている。来年1月30日まで。入場無料。 (酒井健)

 5月に始まった企画展の後期展示で、昭和30年代半ばから平成元(1989)年までにスポットを当てた。

 日本映画が黄金時代を迎えた昭和30年代は、市の主産業である水産業も大きく発展。市内には、最盛期には同時に7館の映画館が営業し、市街地は人々の活気にあふれていたという。

 映画ポスターの展示は、吉永小百合さん主演の「青い山脈」(1963年)や高倉健さんの任俠(にんきょう)映画など多彩。渥美清さん主演「男はつらいよ」の第28作「寅次郎(とらじろう)紙風船」(81年)は、焼津港でロケが行われた市ゆかりの作品。ビキニ水爆実験で被ばくした焼津の漁船をドキュメンタリータッチで描いた「第五福竜丸」(59年、新藤兼人監督)の撮影記念アルバムもある。

 89年に閉館した市最後の映画館「焼津座」の映写機には、作品のフィルムの断片が残る。雑踏でにぎわう映画館付近の写真や、昭和30~40年代の商店街の地図、映画館がポスターの代わりに宣伝に用いた手描きの絵看板など、合わせて172点を展示している。

旅コラム
国内
海外