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【静岡】色彩豊か「毘沙門天」 初山宝林寺で鈴木さん絵画展

ジャンル・エリア : 展示 | 歴史 | 芸術 | 静岡  2021年11月12日

毘沙門天の仏画を紹介する鈴木喜博さん=浜松市北区の初山宝林寺で

毘沙門天の仏画を紹介する鈴木喜博さん=浜松市北区の初山宝林寺で

 初山(しょさん)宝林寺(浜松市北区)の秋の特別展として、一水会員の鈴木喜博さん(68)=浜北区=の絵画展(中日新聞東海本社後援)が同寺で開かれている。12月5日まで。会期中は曼荼羅(まんだら)などの寺宝も公開している。

 鈴木さんは県油彩美術家協会常任委員、浜松美術協会事務局長を務め、一水会展や日展で豊富な入選経験を持つ。油彩画や水彩画など約30点を展示した。

 このうち油彩画「毘沙門天(びしゃもんてん)」は、今回展のために制作した作品。宝林寺に安置されている毘沙門天像を色彩豊かに描いた。

 鈴木さんは「お寺で個展を開くのは初めて。独特の雰囲気を楽しんでほしい」と呼び掛けていた。

 当麻寺(奈良県)の当麻曼荼羅を模して描かれた西方浄土曼荼羅図や、江戸初期に宝林寺を創建した独湛(どくたん)禅師の肖像画などの寺宝5点も並ぶ。拝観料は大人400円、小中学生200円。 (小佐野慧太)