ジャンル・エリア ： 展示 | 水族館 | 生き物 | 福井　 2021年11月18日

大水槽の中に登場したクリスマスツリーやサンタクロースとトナカイに手を振る子ども＝坂井市三国町の越前松島水族館で

　坂井市三国町崎の越前松島水族館の水槽に１７日、高さ３メートルのクリスマスツリーが登場。訪れた親子連れたちが、ツリーや横に浮かぶサンタクロースを背景に記念写真を撮っていた。

　ツリーが据え付けられたのは海洋館の大水槽の中。サンタクロースとトナカイに扮（ふん）した職員が、悠然と泳ぐホシエイやハンマーヘッドシャーク、イワシの群れなどをかきわけるようにして設置した。

　ツリーにはダイオウイカやイルカなど水族館らしい飾り付けがしてあり、先端には丸い体の魚コンペイトウの人形が取り付けられている。作業を終わったサンタクロースやトナカイが水中から手を振ると、見つめる小さな子どもたちも手を振って応えていた。

　娘２人と来た同市丸岡町の女性（３５）は「初めて見ましたが、近くを魚が泳ぐツリーも迫力があっていいですね」と話していた。展示期間は１２月２５日まで。　（松田士郎）