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【岐阜】自然と木を生かす高山の文化紹介 ぎふ木遊館で企画展

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 工芸品  2021年11月26日

宮笠(手前下段)など飛騨高山の木工芸品などが並ぶ企画展=岐阜市学園町のぎふ木遊館で

宮笠(手前下段)など飛騨高山の木工芸品などが並ぶ企画展=岐阜市学園町のぎふ木遊館で

 岐阜市学園町のぎふ木遊館で25日、高山市の自然や木材を生かした文化を紹介する企画展「飛騨高山の森と木と伝統をつなぐ 高山市展」が始まった。12月12日まで。入館には予約が必要。

 ヒノキやイチイを薄く裂いた木材を編んだ「ひで細工」の紹介コーナーでは、農作業などに使われる伝統工芸品「宮笠(みやがさ)」の完成品やカエルや馬などの動物をかたどった作品を並べ、制作の様子を映した動画を上映している。乗鞍スカイラインや、ひだ清見ラベンダー園などを撮影した四季折々の写真パネルもある。

 12月11、12日には、明治時代に焼失し、30数年前に復元された実物大のからくり屋台「指南車」を展示する。11日には飛騨地域で採取した木や松ぼっくりを使ったクリスマスリースづくり体験、12日にはひで細工の制作体験もある。リースづくりは3歳~小学生が対象で要予約。材料費500円。木遊館ホームページから予約できる。 (安福晋一郎)