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【富山】富山ブレンド 瓶詰め 16酒蔵・清酒混合、3日から販売

ジャンル・エリア : グルメ | 富山 | 特産  2021年11月26日

瓶詰めと箱詰めの作業が行われる「富山ブレンド」=富山市の桝田酒造店で

瓶詰めと箱詰めの作業が行われる「富山ブレンド」=富山市の桝田酒造店で

 県内16の酒蔵の清酒を混ぜ合わせた限定の日本酒「富山ブレンド」の瓶詰め作業が25日、富山市東岩瀬町の桝田酒造店であった。12月3日から県内外のスーパーや酒販店、百貨店で販売する。

 コロナ禍で減った酒の需要を喚起しようと、県酒造組合が昨年に続き販売を企画。組合加盟の16蔵の日本酒を1種類ずつ使用しているが、酒の種類や配合を見直したため、昨年とは違った風味が楽しめる。

 昨年は1万2728リットルを出荷し、3日で完売した。今年は酒販店などの要望を受け、出荷量を1万6200リットルに増やした。

 25日は組合員が瓶詰めした商品を箱に詰めたり、試飲して出来栄えを確認したりした。組合の岩瀬新吾副会長(53)は「昨年は熟成したふくよかさがあり、どっしりとした味だったが、今年はほどよい熟成、軽さと甘みで後味スッキリ」と違いを指摘。「ブリや焼き肉など、脂が乗った食事に合う。みんなで卓を囲みながら今年の味を楽しんでほしい」と話した。

 価格は270ミリリットルが500円、720ミリリットルが1000円、1.8リットルが2000円で、いずれも税別。 (西村理紗)