ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 石川 2021年12月01日
金沢市内の都市型ホテル7カ所が1日から、北陸自慢の冬の味覚を用いて、オリジナル料理を提供するキャンペーンを始める。ズワイガニや旬の加賀野菜を楽しめるメニューがそろう。来年2月28日まで。
金沢ホテル懇話会の誘客プロジェクトチーム「金沢八家(はっか)」が、新型コロナウイルスの影響で落ち込む観光、飲食業を盛り上げようと主催。「美味なる金沢へ、いざ。『金沢八家 食の陣』」と題し、地元や首都圏などに向けてPRする。
30日はホテル日航金沢で報道向け発表会があり、各メニューが一堂に。ANAクラウンプラザホテル金沢は、県産ズワイガニと毛ガニを刺し身や土鍋ご飯で食べ比べる会席料理にした。金沢東急ホテルは、フランス料理の濃厚オマールエビソースに甘エビや香箱ガニも加えアレンジ。加賀野菜の源助だいこんをおでんにしたホテルもあった。
価格は税込み3000~2万円。金沢ニューグランドホテル社長を務める、金沢八家の庄田正一会長は「各料理長が腕によりをかけて競い合った。耐えるより挑む姿勢で機運を高めたい」と話した。(高橋雪花)