ジャンル・エリア : 神社・仏閣 | 近畿 2021年12月17日
甲賀市土山町の田村神社の拝殿横に、来年の干支(えと)の寅を描いた迎春用の大絵馬が登場した。来年1月末まで見ることができる。
県内で最大級となる高さ3メートル、幅5メートル。神社氏子の黒川重信さん(71)が1カ月間かけて描き、新型コロナウイルスに打ち勝つとの願いを込めて勇猛で迫力あるトラに仕上げた。
本殿前には、長さ11メートルの矢を2本交差させた大神矢(おおしんや)も設置した。田村英治宮司(63)は「早くコロナが収まり、平穏な日々が戻ってくることを願っている」と話した。
神社は平安時代の武将、坂上田村麻呂をまつり、厄よけの神さまとして信仰を集めている。(島将之)