【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【岐阜】地産シカ肉カレー食べてみて! 池田のコミュニティスペースで販売

【岐阜】地産シカ肉カレー食べてみて! 池田のコミュニティスペースで販売

ジャンル・エリア : グルメ | 岐阜 | 特産  2021年12月20日

企画に携わる(左から)勝野さん、井上さん、蓮見さん=池田町田畑で

企画に携わる(左から)勝野さん、井上さん、蓮見さん=池田町田畑で

 池田町田畑の共有スペース「SHARE & COMMUNITY SPACE Wa(シェアー・アンド・コミュニティ・スペース・ワ)」で19日、池田山で捕れたシカ肉を使ったカレーの販売が始まった。

 シカの内もも肉などを使い、肉の味わいを引き立てる10種類の特製スパイスで仕上げた。ターメリックライスに季節野菜のココナツカレーも付く。本巣市の料理家、井上真理子さん(43)が考案した。

 多くが廃棄されている捕獲したシカ肉を有効活用しようと、猟師などでつくる「美濃國(みのこく)池田山ふるさと工房」の蓮見文副代表(37)らがカレー販売を企画した。会場では、池田町のアクセサリー作家、勝野由紀子さん(46)が工房の依頼を受けて製作したシカの角を使ったイヤリングなどの展示と販売もしている。

 蓮見副代表は「いろいろな入り口からシカ肉を知ってもらい、身近なところから暮らしや生き方を考えるきっかけになれば」と話している。今後は、毎月第3日曜に共有スペースでカレーやアクセサリーの販売をする予定。カレーは1200円。

 (市川勘太郎)