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【富山】明るい年 迎えタイガー 新年準備 神社着々

ジャンル・エリア : 富山 | 神社・仏閣  2021年12月21日

竹虎図を描いた大絵馬を奉納する鈴木瑞麿宮司=氷見市伊勢大町で

竹虎図を描いた大絵馬を奉納する鈴木瑞麿宮司=氷見市伊勢大町で

「寅の大絵馬奉納」氷見・伊勢玉神社

 来年の干支(えと)「寅(とら)」の大絵馬が20日、氷見市伊勢大町の伊勢玉神社に奉納された。絵馬は縦2メートル、横4メートル。竹の間を歩く虎の躍動感ある姿が描いてある。京都・南禅寺のふすま絵「群虎図」の中の一面を参考に、鈴木瑞麿(みづまろ)宮司がアクリル絵の具で完成させた。

 鈴木宮司は「今年は新型コロナで重苦しい1年だった。寅年は陰から陽に移る年。明るく心穏やかな新年になるように」と話した。神社は1993年から毎年絵馬を設置しており、年末まで境内に置かれる。

 神社は来年1月2日午前9時から、弓の弦をはじく音で邪気を払う「鳴弦の儀」と、鬼と書かれた大的を矢で射ることにより魔を払う「奉射(ぶしゃ)の儀」を行う。 (小畑一成)
 

新調されたしめ縄=南砺市の高瀬神社で

新調されたしめ縄=南砺市の高瀬神社で

「しめ縄 島根から到着」南砺・高瀬神社

 南砺市の高瀬神社で初詣に向けた準備が進んでいる。20日は社殿のすす払いがあり、拝殿のしめ縄が新調された。

 すす払いでは神職ら10人が長さ4メートルのササ竹で本殿や拝殿の天井、柱、壁などのほこりを払い落とした。新調されたしめ縄は長さ3.5メートル、重さ100キロ。共通して大国さまを祭っている縁から、島根県の出雲大社に日本一大きな大しめ縄を奉納している飯南町注連縄(しめなわ)企業組合に製作を初めて依頼した。 (広田和也)