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【富山】原画で時空の旅へ 「ドラえもん」など36点展示

ジャンル・エリア : エンタメ | 富山 | 展示  2021年12月24日

▼藤子Fギャラリー

ひみつ道具「タイムワープリール」などの作品が並ぶ原画展=高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーで(c)藤子プロ

ひみつ道具「タイムワープリール」などの作品が並ぶ原画展=高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーで(c)藤子プロ

 高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(市美術館内)は、ドラえもんなどの作品の中から時間旅行(タイムトラベル)をテーマにした作品の原画展「時間旅行(タイムトラベル)~過去・未来~」を開いている。前期は来年5月29日まで。(武田寛史)

 「ドラえもん」「パーマン」「チンプイ」など6作品の36点を展示。ドラえもんの作品では、ひみつ道具の「タイム・ルーム」や「タイムワープリール」を紹介している。

 後期は来年6月1日~11月27日で、同テーマで「ポコニャン」や「新オバケのQ太郎」など6作品の原画に切り替える。

 ギャラリーで放映するショートムービーも一新した。「ドラえもん&Fキャラオールスターズ『月面レースで大ピンチ!?』」で、脚本は直木賞作家の辻村深月(みづき)さんが担当した。

原画展をPRする大型タペストリー=高岡駅南北自由通路で(c)藤子プロ

原画展をPRする大型タペストリー=高岡駅南北自由通路で(c)藤子プロ

 原画展のPRのため高岡駅南北自由通路には大型タペストリーを設置した。大きさは縦2.9メートル、横1.5メートルで、タイムマシンで時間移動しているドラえもんとのび太を描いた。

 同駅にあるドラえもんポストに投函(とうかん)したはがきなどに押される消印をギャラリーの開館6周年を記念して新デザインにした。原画展に合わせ、旅行かばんを置いて、ペンを持ったベレー帽のドラえもんが座っている図案になっている。

 柴田善子(よしこ)ギャラリー長は「原画展を見ると、何日後や何年後の未来の自分、若かったころや人類の始まりなどの過去をちょっとみてみたい気持ちになります」と話した。

 開館時間は午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。観覧料は一般・大学生500円、高校生・中学生300円、小学生・幼児(4歳以上)200円で、4歳未満は無料。

 
ドラえもんポストに投函した郵便物に押される新しい消印の見本=(c)藤子プロ

ドラえもんポストに投函した郵便物に押される新しい消印の見本=(c)藤子プロ