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【静岡】静岡の地酒、伝えたい 葵区で企画展

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 展示 | 特産 | 静岡  2022年01月11日

静岡市内の蔵元の日本酒が並ぶ会場

静岡市内の蔵元の日本酒が並ぶ会場

 静岡市内の蔵元と、酒器を紹介する企画展「静岡市七蔵元と酒器展」が、同市葵区七間町の市文化・クリエイティブ産業振興センターで開かれている。市内7つの蔵元の日本酒、15のメーカーや作家が製作したおちょこなどの酒器が並ぶ。2月13日まで。 (足達優人)

 同センターのプログラムディレクターで、常葉大学元教授の神津宏昭さんが、これまでラベルの製作など酒蔵メーカーと仕事をする中で、「静岡市の蔵元が地元の人にもあまり知られていないのではないか」と思い、地元メーカーや作家の酒器も含めて紹介する場を設けようと企画した。

 会場には、江戸時代の軍学者由井正雪の名を冠した「正雪」を製造する神沢川酒造場(清水区)や、1686年創業の老舗酒造で、「臥龍梅」を手掛ける三和酒造(同)などの蔵元の日本酒や紹介文をはじめ、各メーカーや作家が製作した木製や漆器などのおちょこやグラスといった酒器を展示している。わさび漬けやチーズなど市内で生産された食品と日本酒のペアリングも紹介されている。

 神津さんは「酒器の種類によって味や口当たりも変わる。酒器も合わせて静岡の日本酒文化を楽しんでもらいたい」と話した。

 午前10時~午後9時。月曜休館。

木製や漆器のおちょこやグラスなどさまざまな種類の酒器が並ぶ会場=いずれも静岡市葵区七間町の市文化・クリエイティブ産業振興センターで

木製や漆器のおちょこやグラスなどさまざまな種類の酒器が並ぶ会場=いずれも静岡市葵区七間町の市文化・クリエイティブ産業振興センターで