ジャンル・エリア : 展示 | 滋賀 | 特産 2022年01月19日
琵琶湖で育った真珠と母貝のイケチョウガイを素材に、学生が作ったジュエリーの展示が17日、大津市京町の県庁県民サロンで始まった。琵琶湖や県の花のシャクナゲ、近江牛など、滋賀をテーマにした指輪やネックレスが並ぶ。
東京の専門学校「ヒコ・みづのジュエリーカレッジ」の1年生105人が制作。うち、滋賀の魅力をうまく表現したと評価された37人の作品を1人1~4点ずつ展示する。神保真珠商店(大津市中央)が協力した授業の一環で3回目。杉山知子店長(47)から琵琶湖真珠の歴史などのオンライン解説を受け、学生らは店が提供した素材を使い、約2カ月かけて作った。
17日には、店の賞に選ばれた2人が県庁を訪問。最優秀賞の学生(19)は、滋賀の形をモチーフにしたチェーンのネックレスとピアスを制作。「琵琶湖真珠の養殖が続いてほしいという願いを込めた」と話した。優秀賞の学生(23)は「真珠のジュエリーは人から人へ受け継がれていく。つながりを大切にした」と、手をイメージしたブローチを作った。
土日曜を除く28日まで。購入も可能で1万円から。希望者は神保真珠商店=(問)077(523)1254=へ。
(堀尾法道)