ジャンル・エリア : オブジェ | 滋賀 2022年01月20日
甲賀市信楽町の信楽高原鉄道信楽駅前に立つ大たぬき像(高さ5.3メートル、胴回り6.6メートル)が19日、バレンタインデーにちなんだ新作の衣装に衣替えした。2月20日まで披露する。
この時期は前年までスノーマンの衣装を7年続けたが、劣化したため、町観光協会が「冬」をテーマに、信楽高校デザイン系列の生徒に新たな衣装のデザインを依頼した。寄せられた28点の案のうち、2年生の生徒(17)が考えた、バレンタインをイメージさせる衣装を選んだ。
板チョコをデザインしたフリース生地のエプロンをまとい、華やかな水玉模様のひもを結んだ。手には菓子作りのへらを持たせ、頭の笠にはハート。協会副会長の奥田隆次さん(52)は「斬新でかわいらしく仕上がった。季節を感じてもらい、駅利用者に少しでも楽しい気持ちになってもらいたい」と話した。(島将之)