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【石川】金沢の縄文時代 変化が分かる 展示施設 土器、石器など並べ 企画展

ジャンル・エリア : 展示 | 文化 | 歴史 | 石川  2022年02月01日

展示されている縄文時代の土器や石器など

展示されている縄文時代の土器や石器など

 約1万年続いた縄文時代の変化を、金沢市内の遺跡から発掘された出土品で感じてもらおうと、同市上安原南の市埋蔵文化財センターにある展示施設「金沢縄文ワールド」で、企画展「金沢の縄文まとめてみた!」が開かれている。(岩本雅子)

 縄文時代を6つの時期に区切り、各時期に作られた土器や石器、土偶など約30点が並ぶ。展示スペースの中央には、指輪の形をした石製品や、深緑の半透明な宝石ヒスイのペンダント飾りなどがあり、縄文時代のファッションも感じることができる。

 同施設が年間4回実施する企画展の1つで、23回目。これまでは、遺跡別や時期別の出土品を並べていたが、約1万年を一気に見ることができる展示は初めて。同施設の谷口明伸さん(48)は「縄文時代の人も、今と同じでおしゃれをしたり、調理をしたりしていた。展示を通して、楽しんでもらえれば」と話す。

展示スペースの中央に並ぶ縄文時代のアクセサリーとみられる石製品=いずれも金沢市上安原南で

展示スペースの中央に並ぶ縄文時代のアクセサリーとみられる石製品=いずれも金沢市上安原南で

 金沢市が主催。3月13日まで。入場無料。開館時間は午前9時半~午後5時。毎週月曜は休館で、祝日の場合は次の平日が休み。