ジャンル・エリア ： イベント | 展示 | 愛知　 2022年02月16日

つるし飾りを眺める来店者＝田原市福江町のショッピングセンターレイで

　桃の節句を前に、田原市福江地区内をつるし飾りで彩る催し「福江つるし飾りロード」が１６日から始まる。地域住民らが１３日に飾り付け、観光客らを迎え入れる準備に励んだ。

　主催する清田・福江校区まちづくり推進協議会のメンバーや、福江中学校の生徒ら２６人が集まり、第一公民館やショッピングセンターレイなどに８０点を取り付けた。つるし飾りは地元の保育園児や小中学生が紙粘土を使って作り、サーフボードや田原特産のメロン、キャベツなどをかたどった飾りを、ひもでつるした。

　地区を流れる免々田（めめだ）川沿いでは２月下旬ごろから河津桜が見ごろを迎え、協議会の宮川敏彦会長（７４）は「鮮やかな花と子どもたちが作った飾りを見て楽しんでほしい」と話す。

　つるし飾りロードは協議会が毎年開き、９回目。３月１６日まで実施し、第一公民館やレイではひな人形も飾る。地区の名所や飲食店などをまとめた散策マップも作り、市内の公共施設や店舗で配布する。