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【三重】マンボウの町に原寸大モニュメント来た! 紀北の道の駅でお披露目

ジャンル・エリア : オブジェ | 三重 | 動物  2022年02月18日

芝生広場に設置されたマンボウのモニュメント=紀北町の道の駅「紀伊長島マンボウ」で

芝生広場に設置されたマンボウのモニュメント=紀北町の道の駅「紀伊長島マンボウ」で

 紀北町の道の駅「紀伊長島マンボウ」の芝生広場に、昨年3月末で営業休止した志摩マリンランド(志摩市)から寄贈されたマンボウのモニュメントが設置され、17日にお披露目された。マンボウは町の魚でもあり、新たなランドマークとしての期待が膨らんでいる。 (長尾祐樹)

 午前9時、保護のために掛けられていたブルーシートが外され、大きなマンボウが姿を現した。繊維強化プラスチック(FRP)製のモニュメントで高さ、幅ともに3.3メートル。日本で捕獲された最大級のマンボウとほぼ同じ大きさで設計されている。新型コロナウイルスの影響で除幕式などはなかったが、尾上寿一町長ら関係者10人ほどが集まり、拍手で祝った。

 尾上町長はモニュメントを見て「とてもリアルな作り」と笑顔。「マンボウは町の魚なので地元でも親しまれている。道の駅に何かシンボルがほしいという話もあったので、多くの方に見てもらえるよう大事にしていきたい」と話した。

 モニュメントは2016年3月、マリンランドの駐車場入り口に設置され、記念撮影のスポットになっていた。営業休止に伴い、道の駅を管理する紀北町が、マリンランド運営会社の近鉄レジャーサービスに譲渡を依頼。モニュメントを所有する近鉄から寄贈されることになった。

 道の駅の芝生広場では1月11日に基礎部分の工事が開始。同27日にモニュメントが運ばれ、設置された。「三重県紀北町 道の駅 紀伊長島マンボウ」と表記された新たな看板も立てられた。

 道の駅で接客などをしている女性従業員(57)は「マンボウと一目で分かるモニュメントが設置された。見に来て、写真を撮っていただけたら」と喜んでいた。