ジャンル・エリア : 甲信越 | 神社・仏閣 | 自然 | 花 2022年02月21日
飯田市座光寺の元善光寺で20日、白梅の「善心光梅」が開花した。境内にある10本余りのロウバイも黄色く色づいて見頃を迎え、春の訪れを伝えている。
善心光梅は樹齢150年の古木で、13年前に公募により名付けられた。この日は小雪が舞う中、枝先で愛らしい薄ピンク色の花が五輪ほどほころんでいた。3月中旬に見頃を迎える見込み。
ロウバイは1月末に開花して現在は九分咲き。白梅、ロウバイとも、この5年間ほどは暖冬のため、開花が1~2週間ほど早まっていたが、今年は気温が低く雪も多かったことなどから平年並みとなった。
本多秀道住職(47)は「境内でロウバイ、白梅、桜と順番に咲き、春が来る。コロナ禍で気持ちが沈むことも多いが、花を見て明るい気持ちになってもらえたら」と話した。(長崎光希)