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【岐阜】絵巻物を表現「御殿飾り」ひな展 瑞浪のミュージアム中仙道

ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 工芸品 | 歴史  2022年02月28日

豪華な御殿飾りが並ぶ会場=瑞浪市明世町のミュージアム中仙道で

豪華な御殿飾りが並ぶ会場=瑞浪市明世町のミュージアム中仙道で

 瑞浪市明世町のミュージアム中仙道は「御殿飾り」と呼ばれる豪華なひな飾りを展示している。4月3日まで。

 天皇の御所などを模しており、所有していた瑞浪市の人が寄贈した明治中期-昭和初期の6点を並べた。最大で幅60センチ、高さ50センチほど。破風や板ぶきの屋根の装飾、すだれなどが壮麗な絵巻物の世界を表現している。屋根にしゃちほこを取り付けて、名古屋城の天守閣を思わせるものもある。

 小栗幸江館長は「子どもの健康を祈る気持ちが込められていたことを感じながら見てほしい」と話した。

 祝日を除き月曜休館。一般300円、中学生以下無料。美濃歌舞伎保存会の50周年を記念した写真展を5月8日まで開催している。

 (問)ミュージアム中仙道=0572(68)0505

 (真子弘之助)