ジャンル・エリア ： グルメ | 特産 | 石川　 2022年03月01日

加賀友禅をモチーフにしたプリンなどを販売する金沢プリン亭の店長の谷口大輔さん＝金沢市十間町で

　金沢市の近江町市場近くに１日、県産の牛乳や果物を使ったプリンの製造・販売店「金沢プリン亭」（同市十間町）がオープンする。店長の谷口大輔さん（３９）は「観光客が求め、地元に愛される新たな金沢名物にしたい」と意気込む。

　一押しは加賀友禅をイメージし、色鮮やかなイチゴやキウイなどの果物をふんだんに使った「友禅プリン」。レモン風味のジュレを上層に閉じ込め、見た目に楽しい。その他には、定番となる「金沢プリン」、なめらかさを追求した白色の「純白」や黒豆を用いた「抹茶ラテ」、コーヒーゼリーを上層にした「珈琲（こーひー）ラテ」など計５種をそろえる。

　店舗の外観はべんがら格子で、店内には加賀友禅をモチーフにした壁画があしらわれている。谷口さんは「なめらかでこくがある味が自慢。ぜひ味わって」と来店を呼び掛けている。

　価格は友禅プリン、抹茶ラテが４５０円、珈琲ラテが４３０円、金沢プリン、純白が４００円（いずれも税込み）。営業時間は午前１０時～午後４時。定休日は水曜（祝日の場合は翌日）。店内に６人ほど座れるイートインスペースも完備している。（問）金沢プリン亭０７６（２２２）００７５

　（久我玲）