ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 愛知 | 果物 | 特産 2022年03月02日
豊川市の豊川稲荷門前に、地元産のフルーツを使った創作いなり寿司(ずし)のスイーツ「たわわフルーツアゲット」が登場した。新たな名物にしようと、同市門前町の飲食店「創作いなり寿司 松屋」が、市内の本宮山麓にある観光農園「プロモンテファーム」とコラボして開発。若者や女性客の人気を集めている。 (川合道子)
サクッと軽い食感の油揚げに、同農園が栽培した完熟イチゴのほか、松屋の自家製あんこ、カスタードクリーム、豆乳クリームチーズソース、米菓子を挟み、地元産のマイクロリーフを添えた。ほどよい甘さと塩味が特徴。油揚げと米が使われているため、いなり寿司に該当するという。
松屋の若おかみ、久保田久子さん(41)が「全国から訪れる観光客の人たちに地元産のおいしいフルーツを知ってほしい」と、市内唯一のイチゴ狩りスポットでもある同農園にコラボ商品を提案。「稲荷だけでなく、他の観光施設に足を運ぶきっかけにもなるよう、門前から魅力を発信していきたい」とPRしている。
今後は別の地元農家とも連携し、季節に応じてブルーベリーやイチジクなどを使ったフルーツアゲットを販売していく予定。持ち帰り専用メニューで、1個880円。(問)松屋=0533(86)2825