ジャンル・エリア : 愛知 | 自然 | 花 2022年03月08日
尾張旭市の県森林公園植物園内の約5000平方メートルの「梅園」で、ウメの花が見ごろを迎え始めた。園内約80のウメの木はほぼ全て品種が異なり、3月下旬ごろまで順に開花していく。そのため、足を運ぶたびに違う花が楽しめるという。
指定管理者によると、今年は寒さのせいで2週間ほど全体的に咲き始めが遅い。約80種の中で6日、満開に近かった品種は「金筋梅(きんすじばい)」。濃いピンク色で、やや小ぶりながらおしべに束感があって華やかだった。変わり種の「思いの儘(まま)」は、枝ごとに白や桃など異なる色の花を咲かせていた。
朝から訪れた豊田市の会社員(52)は「きれいに咲いていて気分が良い。歩きながらメジロと一緒に写真を撮れる機会をうかがっています」と話した。 (西川侑里)