ジャンル・エリア : 石川 | 神社・仏閣 | 自然 | 花 2022年03月11日
梅の名所で知られる小松市天神町の小松天満宮で、紅梅が咲き、春の訪れを告げている。暖かな日差しに包まれた10日には、参拝客が写真を撮るなど楽しんでいた。
天満宮は梅を愛した学問の神様・菅原道真がまつられ、社殿横の梅園や参道沿いなどの境内に計60本の梅の木が植えられている。種類は濃い色と淡い色の紅梅と白梅の3種。現在は2月下旬から咲き始めた淡い色の紅梅が満開。濃い色の紅梅と白梅はまだつぼみの状態で、3種が咲きそろうのは3月下旬ごろという。
今年は2月下旬まで雪が降り、開花時期は昨年より約1カ月遅れている。天満宮の北畠嘉順禰宜(よしのりねぎ)は「お気に入りの梅の木を見つけて、毎年訪れて楽しんでもらえれば」と話している。(久我玲)